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討論会流会で北南女性共同声明

 朝鮮民主女性同盟中央委員会をはじめとする北側の女性4団体と、挺身隊問題対策協議会をはじめとする南側の女性10団体は4日、4月末の開催を予定して進めてきた日本軍「慰安婦」問題解決のための北南女性討論会が南当局の妨害により開催できなかったのと関連し、共同声明を発表した。

 声明は討論会開催を阻んだ南当局の行為は、日帝に踏みにじられた女性の尊厳を取り戻し、民族自主と祖国統一のための連帯・連合を一層強化していこうとする北南女性の正義の闘争に対する乱暴な挑戦であり、全民族の対日決算の意志と反日闘争を抹殺しようとする許しがたい反民族的犯罪行為、もう一つの親日売国行為であるとしながら、断罪、糾弾した。

 また、過去の清算を回避している日本を屈辱的に庇護、黙認しながらも、北南女性の合法的権利と正義の統一連帯活動を必死に遮っている南側当局の反民族、反統一、反歴史的な策動を朝鮮民族は絶対に許さないであろうと強調した。そして、北と南の女性はこれまでと同様に今後も、国連をはじめ国際舞台で日本軍「慰安婦」問題解決のための共同闘争を積極的に展開し、今回の北南女性討論会を今年中に必ず実現させると宣言した。

 一方、朝鮮日本軍「慰安婦」・強制連行被害者問題対策委員会のスポークスマンは3日、北南女性討論会開催を阻む南朝鮮当局を糾弾する談話を発表した。

[朝鮮新報 2010.5.12]