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ウクライナ高統連 6.15北側委のアピール支持

 ウクライナ高麗人統一連合会(高統連)が6.15共同宣言実践北側委員会総会で採択されたすべての朝鮮民族に送るアピールを支持して1日、声明を発表した。

 声明は、最近、南朝鮮で同族に反対する軍事的挑発と戦争策動がさらに大々的に行われる中で体制対決騒動が極めて無謀な段階に至り、戦争が起きかねない危険な事態が生じていることに言及した。

 また、北南間の不信と敵対は、南朝鮮当局の同族対決策動の産物であるとし、反統一・保守勢力の策動をこれ以上放任するなら、戦争の災難を避けられなくなるであろうと指摘した。

 さらに、南朝鮮当局は、北南間の往来と協力を妨げ、統一・愛国勢力を弾圧する不当な行為を直ちにやめるべきであると主張した。

欧州、中国でも

 6.15共同宣言実践欧州地域委員会が1月30日、ドイツで第6回総会を開き、6.15共同宣言発表10周年を意義深く迎えることについて指摘した。

 総会で採択された決議文は、6.15共同宣言の発表以来、統一の熱風の中で半世紀以上凍り付いた分断と対決の氷が溶け、断たれた民族の血脈が再び結ばれる慶事が相次いで起きたことに言及した。

 しかし、南朝鮮当局の反北対決政策によって朝鮮半島には戦争が起きかねない事態が生じているとし、こんにちの険悪な事態を決して傍観したり、これに背を向けたりできないと強調した。

 決議文は、全同胞が「わが民族同士」の理念にさらに忠実に、南朝鮮当局の事大・売国的な外部勢力優先論を断固排撃し、民族の尊厳と利益を固く守っていこうと呼びかけた。また、国内外の各階層が思想と理念、政見と信仰の相違を超越して民族の和解を積極的に実現し、往来と接触、多方面的な協力事業を積極的に活性化すべきであると主張した。

 そして、6.15共同宣言発表10周年を祖国統一運動の新たな転機を開く民族挙げての統一大祭典として輝かすことで、その民族史的な意義と生命力を世界に誇示することに寄与すると強調した。

 一方、6.15共同宣言実践中国地域委員会は1月30日に発表した声明で、全同胞が北南共同宣言の旗印を高く掲げ、団結した力で反統一勢力のあらゆる挑戦を粉砕する民族挙げての闘いに立ち上がらなければならないと強調した。

 声明は、真に国と民族を愛し、平和と統一を願う同胞なら誰もがこの正義の愛国闘争に絶対に背を向けることはできないと指摘した。

[朝鮮新報 2010.2.10]