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〈論調〉 超大型爆弾実践配備を非難

 米国は昨年末、爆発力が従来の爆弾よりも10倍以上高い超大型地下構造物破壊用の爆弾バンカーバスターを今年中に実戦配備すると発表した。

 米国が超大型地下貫通用爆弾の生産および実戦配備を本格的に推進し、ステルス技術と核弾頭を装備した新型戦略爆撃機を開発しているのは、朝鮮を狙った先制攻撃企図の発露である。

 米国が朝鮮の地下軍事対象物を狙った超大型地下構造物破壊用の爆弾と核弾頭を装備することのできる新型戦略爆撃機の開発計画の実行に着手したことは、わが人民の大きな警戒心をかき立てている。米国防総省は昨年、精密誘導爆弾の開発が朝鮮とイランを作戦対象とする米太平洋司令部と米中央司令部の緊急要求に沿ったものであると明らかにした。

 米国は、朝鮮を先制攻撃すると宣言した。米国がわが国を狙った超大型地下構造物破壊用の爆弾の生産と実戦配備、新型戦略爆撃機の開発などに本格的に取り組んでいるのは、彼らが力による対朝鮮圧殺野望を依然として放棄していないことをあらためて確証している。

 米国は、南朝鮮とその周辺地域に近代的攻撃手段を増強配備し、核先制攻撃方式で朝鮮を圧殺しようとしている。

 米好戦勢力の重大な北侵戦争策動に対処して、朝鮮が国と民族の自主権と安全、平和を守るために必要なすべての手段を備えているのは当然のことである。(労働新聞8日付論評)

[朝鮮新報 2010.1.20]