今年金属部門での成果 銑鉄、昨年の2.4倍 |
朝鮮中央通信は、金属工業部門で今年、多くの成果が収められたとしながら、金属工業省としての工業総生産額が11月末まで前年同期比で1.3倍に増えたことを明らかにした。 銑鉄は2.4倍、鋼鉄は1.3倍、圧延鋼材は1.6倍、鉄鉱石は1.6倍に生産が成長した。 金策製鉄連合企業所(咸鏡北道)と載寧鉱山(黄海南道)、殷栗鉱山(同)をはじめ多くの企業所が年間計画を10月10日以前に完遂したという。 金策製鉄連合企業所ではチュチェ鉄生産システムの確立などにより、昨年よりも銑鉄は2.5倍、鋼鉄は4.2倍、圧延鋼材は6.7倍に成長した。 載寧鉱山では、年間鉄精鉱生産計画を9月30日に終えた。 茂山鉱山連合企業所(咸鏡北道)では、大型砕鉱場を新たに建設し、数千メートルのベルトコンベヤーを設置して剥土処理能力を4倍以上に高め、鉱物生産を1.5倍に引き上げた。 殷栗鉱山や竜源鉱山(平安南道)、平山鉱山(黄海北道)、江南苦灰石鉱山(同)などでも、年間計画を10月10日以前に遂行した。 一方、千里馬製鋼連合企業所(平安南道)では鋼鉄生産を行う2号超高電力(UHP)電気炉をわずか5カ月の間に建設。傘下の保山製鉄所では3号回転炉の改修工事も完工し、増産の土台を築いた。
建設および現代化された対象
[朝鮮新報 2010.12.17] |