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西海で大規模訓練 絶えず続いた軍事挑発

 朝鮮の度重なる警告を無視して北侵戦争演習を行ってきた米国と南朝鮮は、朝鮮半島情勢を戦争寸前の危機にさらした張本人である。

 今年3月、「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」合同軍事演習を行い、西海上での海軍連合訓練中に南朝鮮哨戒艦「天安」号が沈没する事件(26日)が起きた。

 南朝鮮当局は事件を「北の仕業」と断定し、「よう懲」「報復」などを騷いだ。米国もこれをあおった。

 「天安」号事件に関する国連安保理議長声明が対話を通じた平和的解決を奨励したにもかかわらず、その直後の7月25〜28日まで朝鮮東海で史上最大規模の連合海上訓練を敢行した。これには、原子力空母の「ジョージ・ワシントン」号も参加した。

 8月16〜26日の期間にも「乙支フリーダム・ガーディアン」合同軍事演習を朝鮮東海と西海で行い、9月27日から10月1日まで連合潜水艦訓練も行った。

 その後も、釜山沖で日本の自衛隊まで引き入れて「大量破壊兵器拡散防止構想」(PSI)訓練(10月13〜14日)を行い、大規模な連合空中戦訓練(10月15〜22日)など朝鮮を標的にした軍事的挑発が続いた。今回は朝鮮の陸地から12キロしか離れていない延坪島一帯で砲撃訓練が行われた。

[朝鮮新報 2010.12.1]