朝鮮各地で秋季国土管理事業 |
19日発朝鮮中央通信によると、朝鮮の各地で秋季国土管理事業が活発に行われている。 平壌市では、通りと公園、遊園地、住宅区画に対する整理、建物の外装および道路補修事業を力強く推し進めている。 平安北道では、数十キロ区間の主要道路の建設および改修工事を集中的に行う一方、洪水被害を防ぐため鴨緑江沿岸の堤防をしっかり補強した。 黄海南道海州市では、短期間に市の姿を一新させ、3万5千立方メートルの盛り土工事を行い、水晶川を整理して多くの農耕地を保護できるようにした。
ここ数年の間に千数百ヘクタールのブンカンカ林を造成する成果を収めた咸鏡北道では、今年も種まきと苗木の肥培管理を行い、多くの地域に育苗場を整え、全国を樹林化、園林化する事業の先頭に立っている。
咸鏡南道、黄海北道などの各道でも、山林造成事業と樹木の種子の確保、線路の整理および護岸工事など国土管理事業を力強く行って、大きな前進を遂げている。 17日、朝鮮農業勤労者同盟(農勤盟)の活動家と同盟員は、平壌の錦繍山記念宮殿の樹木園に各種の木を植えた。 農勤盟中央委員会の活動家と平安南・北道、黄海南・北道の各市・郡の農勤盟の活動家と同盟員は今回、15種5800余本の木と2万余本の花の苗を用意した。 万景台区域をはじめ平壌市の各区域と江東郡ではチョウセンカラマツ、チョウセンマツなど10余種300余本の木を用意して樹木園を訪れた。 10年間の成果 ここ10年間で全国的に150余万ヘクタールの山林が造成され、数多くの道路の建設および補修、河川の整備により国土の面ぼうが美しく変わった。 苗木の生産で転換が遂げられて平壌市や平安南・北道など、各地の苗木の生産所で毎年15万ヘクタールの山林を造成できる良種の苗木を生産した。とくに、回転式スプリンクラーによる苗木の生産技術が150余の市、郡に導入されて苗木の生産を飛躍的に増やせる土台が築かれた。 植樹が大衆的に行われ、この3年間に10余万ヘクタールの用材林と8万余ヘクタールの経済林、4万余ヘクタールの保護林と11万余ヘクタールの薪炭林などが造成された。 全国的に延べ数千キロに及ぶ道路が新設されたのをはじめ、道路の建設と管理で成果が収められた。道路の技術更新工事が推進されて平壌や江界(慈江道)、清津(咸鏡北道)、新義州(平安北道)など道所在地を結ぶ道路が一新し、橋の構造物が補修されて道路の強度が高まった。 河川の整備が力強く行われた。咸鏡北道、平安北道では40余の護岸工事が行われた。洪水の被害を防ぐ工事が活発に行われたのをはじめ、170余の河川整備が行われた。 [朝鮮新報 2010.11.26] |