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郡図書館でも遠隔講義 リアルタイムで

 14日発朝鮮中央通信は、朝鮮で全民学習のための遠隔講義システムが完成したとしながら、次のように報じた。

 平壌の人民大学習堂で各道の人民学習堂、市、郡の図書館、科学・教育機関を通じて全国的な遠隔講義を実現した。

 人民大学習堂と国家科学院情報共同研究所の活動家と研究士は、朝鮮式の遠隔講義システムを開発してどのオペレーティングシステム(OS)でも利用できる双方向遠隔講義システムを短期間で開発、導入した。そして、多様な条件でのサーバーおよび通信の負荷を測定したのに基づいて、リアルタイムの遠隔講義を同時に利用するユーザーの規模を確定し、データベースに保管された講義内容をユーザーの便宜に合わせて利用できるようにした。

 慈江道、黄海北道をはじめ各道の人民学習堂、市・郡の図書館ではすでに、立派に設けられた光ファイバー通信によるブロードバンド回線を利用して人民大学習堂の遠隔講義を受けられる土台を確固と整えたことにより、朝鮮では全民学習のための最先端教育システムを実現できるようになった。

 遠隔講義の新システムは、教授内容の視聴のみで質疑応答ができなかった従来のシステムとは異なり、各種の映像と音声および文書資料を双方向で交わすリアルタイム対話型システムである。リアルタイム対話型システムを基本にして、講義した内容を好きな時間に見ることができるオンデマンド講義機能で、各地の勤労者と青年学生は自習計画に沿って多様な方式で遠隔講義を受けることができる。

[朝鮮新報 2010.11.19]