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内閣拡大総会 課題は石炭の増産

 内閣機関紙である民主朝鮮10月28日付紙によると、朝鮮で内閣拡大総会が行われ、「第3四半期(7〜9月)人民経済計画遂行状況の総括と今年の人民経済計画を成功裏に遂行するための対策について」を討議した。

 総会には、崔永林総理をはじめ内閣のメンバーが参加し、内閣直属機関の責任活動家と管理局長、道・市・郡人民委員会の委員長、道農業経営委員会と市・郡協同農場経営委員会の委員長、道食料日用工業管理局の局長、重要な工場・企業所の支配人がオブザーバーとして参加した。

 総会では、李泰男副総理の報告に続いて討論が行われた。

 報告者と討論者らは、第3四半期におさめた成果のうち、各工業部門で新たに施設を建設・現代化したことにより、全般的人民経済の土台がいっそう強化されたことが最重要成果だと指摘した。

 続いて、第4四半期(10〜12月)の中心課題と方途を討議した。

 ここでは、石炭の増産に力を入れることによって、軽工業および食料日用工業部門と4大先行部門(金属、電力、石炭、鉄道運輸)をはじめとする人民経済全般を活性化させることが強調された。

 さらに、人民経済のすべての部門で生産工程と設備をCNC(コンピュータ数値制御)化、現代化する問題、国土環境保護および都市経営部門と道人民委員会が山林造成と道路、河川の整備、都市経営事業を改善し、都市と農村を整える問題、経済管理で社会主義の原則を守る問題、内閣の活動を改善・強化していく問題も指摘された。

 総会では、第4四半期の国家予算執行のための課題と方途を示し、当該の決定を採択した。

[朝鮮新報 2010.11.5]