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第6回平壌秋季国際商品展覧会 今年も参加規模拡大

会場は多くの参加者でにぎわった(撮影=文光善)

 平壌秋季国際商品展覧会の参加規模が年々拡大している。18〜21日に3大革命展示館で行われた第6回平壌秋季国際商品展覧会には中国とロシア、ドイツをはじめとする17カ国と1つの地域から140余りの内外の会社が参加した。

 その中で国内の会社は48社、外国の会社は93社である。

 平壌国際商品展覧会に初めて参加したインドをはじめ、昨年の第5回平壌秋季国際商品展覧会に比べ、3つの国と20余りの外国会社がさらに増えた。

 展覧会には朝鮮のCNC(コンピュータ数値制御)工作機械を含め内外の貿易会社が製作した機械設備と鋼鉄製品、電子製品、軽工業製品、食料と日用および医薬製品、建材および化学製品と輪転機材が出品された。

 総出品件数は2300余種、約5万7千件である。第5回(1672種)に比べその品種も600種以上増えた。

 平壌では毎年、春と秋に国際商品展覧会が行われている。展覧会は世界各国との多面的な科学技術交流と経済貿易活動を活性化させる契機になっている。

 今回の展覧会でも朝鮮と外国の貿易会社の間で、商品販路の開拓と先進科学技術の交流、合弁、合作および投資誘致などに関する商談が行われた。

 今回の展覧会にはさる5月の第13回平壌春季国際商品展覧会よりも、多くの中国企業が参加した。展覧会関係者は、今年8月に金正日総書記が行った中国東北地方訪問を契機に、朝鮮と経済貿易関係をさらに拡大発展させようとする中国の動きを垣間見ることができると話した。

 一方、展覧会と併行して18日には「朝鮮民主主義人民共和国の投資環境に対する紹介および相談会」が行われた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.10.27]