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労働新聞 会談開催を主張 「金剛山観光が試金石」

 労働新聞18日付は、金剛山観光再開に向けた実務会談を遅らせようしている南当局に対して、「心から北南関係の改善を願うなら、対話と協議に誠実かつ積極的に臨むことによって北南関係改善の意志を示さなければならない」と促した。

 南当局は、金剛山観光再開などのための実務会談を15日に開催しようという北の提案について、「検討」「考慮」などと言いながら時間を引き延ばし、会談提起の日が迫った12日になって、「後に立場を通報」するとして会談を後回しにした。

 論評は、南当局は対話と北南関係改善についてしきりに言っているが、実際の行動はそれと正反対であると非難。「金剛山観光に対する立場と態度は、北南関係の改善を願うのか、願わないのかを分かつ試金石である」「金剛山観光は北南和解と協力の象徴的な事業である」と指摘した。

[朝鮮新報 2010.10.22]