金正日総書記 中国共産党代表団と会見 |
金正日総書記は11日、訪朝した中国共産党政治局常務委員会委員の周永康中央政法委員会書記を団長とする同党代表団と会見した。朝鮮労働党政治局委員候補の金永日、金養建書記らが同席した。 周永康書記は席上、胡錦濤総書記をはじめとする中国共産党中央指導集団を代表して、朝鮮労働党代表者会が成功裏に行われ、金正日総書記が党総書記に再び推戴されたことと、朝鮮労働党創建65周年をあらためて熱烈に祝い、代表団が準備した贈り物を渡した。 金正日総書記はこれに謝意を表し、胡錦濤総書記をはじめ中国共産党中央指導集団へのあいさつを伝えたあと、周永康書記と温かく友好的に懇談した。総書記は会見後、一行のために昼食会を催した。 胡総書記から祝賀書簡 金正日総書記に胡錦濤総書記から祝電が寄せられた。祝電は、朝鮮労働党が絶え間なく発展することと、中朝友好が代を継いで伝わるよう心から願うと指摘している。 祝賀書簡を周永康書記が9日、伝えた。 金正日総書記は、祝賀書簡が寄せられたことに深い謝意を表し、胡錦濤総書記へのあいさつを伝えたあと、周永康書記と懇談した。 経済技術協力協定調印 朝鮮政府と中国政府間の経済・技術協力に関する協定が9日、平壌で調印された。 調印式には、朝鮮側から朝鮮労働党政治局常務委員会委員である最高人民会議常任委員会の金永南委員長、朝鮮労働党政治局委員候補の金永日書記と朝鮮労働党慈江道委員会の朱永植責任書記、朝鮮労働党の金成男副部長、キム・ソンギ外務次官、具本泰貿易次官、関係者が参加した。 中国側から共産党政治局常務委員会委員の周永康中央政法委員会書記と中国共産党対外連絡部の王家瑞部長、中国共産党吉林省委員会の孫政才書記、劉洪才駐朝大使、中国共産党対外連絡部の劉結一副部長、中央外事弁公室の裘援平副主任、張志軍外務次官、陳健商務次官、中国共産党遼寧省委員会の陳希副書記、中国共産党黒竜江省委員会の杜宇新副書記が参加した。 具本泰次官と陳健次官が協定文に署名した。 中国共産党代表団は、朝鮮労働党中央委員会の招請で9〜11日に朝鮮を公式親善訪問した。 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は9日、万寿台議事堂で、表敬訪問した中国共産党代表団と会見し、友好的な雰囲気の中で懇談した。同日、朝鮮労働党中央委員会は代表団のために万寿台議事堂で宴会を催した。 代表団は滞在期間、錦繍山記念宮殿を訪問し、友誼塔に花輪を献じた。また、平壌の万景台を訪れ、万景台学生少年宮殿と大同江果樹総合農場を参観した。 [朝鮮新報 2010.10.16] |