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朝鮮の高齢者たち 充実した日々を過ごす

 1日、朝鮮で国際老人の日20周年に際し多様なイベントが行われた。朝鮮年老者保護連盟中央委員会の関係者によると、この日の行事は朝鮮労働党と政府の深い関心の下で行われたという。

 この日、平壌市内の高齢者は大同江と普通江などの川辺に出て、釣りの競技を行った。また将棋やユンノリなどの民俗的な競技も行われた。市内の各レストランと劇場、映画館では高齢者のための特別サービスを行った。

 前日の9月30日、市内の高齢者のために凱旋青年公園遊戯場でも特別サービスが行われた。

 平川区域海運1洞に住んでいるキム・ヨンチョルさん(72)は、釣りと公演の観覧などで楽しい一日を送ったと話す。キムさんは「年をとれば家で年金生活を送りながら、孫の面倒を見たり、近所の人と井戸端会議をするぐらいだと思われがちだが、わが国の現実は違う。多くの高齢者が政府の施策にしたがって現役の時と同じように活躍している。本も執筆し、社会に役立つ仕事をこなし、忙しい子どもたちの作業も手伝っている。私も一生、国に貢献できる仕事をやっていきたい」と話していた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.10.12]