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離散家族再会 30日から金剛山面会所で

 朝鮮中央通信によると、離散家族・親せき再会のための3度目の北南赤十字実務接触が1日、開城で行われた。双方は、再会事業を10月30日〜11月5日に金剛山面会所と金剛山ホテルで行うことに合意した。また、再会事業を正常に行う問題を含む人道問題を解決するため、北南赤十字会談を10月26〜27日に開城で行うことにも合意した。

 今回の接触で北側は、「会場を金剛山面会所にすべきとの南側の要請を、崇高な同胞愛と人道的立場で受け入れ、金剛山面会所で行うようにし」(朝鮮中央通信)、合意に至った。

観光再開実務会談提案

 北の名勝地総合開発指導局は2日、南の統一部に北南当局間実務会談を開くことを提案する通知文を送った。通知文は、1日に行われた北南赤十字実務接触で協議されたことに従って金剛山地区の南側不動産の問題、観光再開の問題に関する北南当局間実務会談を15日、開城で開くことを提案すると指摘した。

ビラ散布中止を要求

 最近、南の保守執権勢力の反北ビラ散布と朝鮮西海の北側の領域に対する海上侵犯行為が重大な段階に至っていることと関連して北南軍事実務会談が9月30日、板門店で行われた。

 会談で北側団長のリ・ソングォン朝鮮人民軍大佐は、南側が最近、京畿道坡州市の臨津閣と江華島をはじめ前線西部と南朝鮮江原道の鉄原地区などの前線中部で、反動団体を押し立ててぼう大な量のビラを散布したことに言及し、「前線一帯のわが砲兵部隊は発見したビラ散布地点を攻撃する万端の射撃態勢を整えている」と警告した。

 北側は、南側が反北挑発行為を即時中止しない場合、招かれる破局的結果の責任から決して免れないだろうと強調した。

[朝鮮新報 2010.10.6]