小形シート１種

　１０日に迎える朝鮮労働党創建65周年を記念して、国家切手発行局が小形シートと６種の切手からなるシートをそれぞれ１種ずつ発行した。切手には、「党旗を見る金日成主席」「解放された田野で豊作の喜びを分かち合う金日成主席」「朝鮮労働党旗」などが描かれており、労働党を創建した金日成主席の業績が称えられている。

　国家切手発行局のハ・ヨン処長（50）は、「党創建65周年記念切手は、朝鮮人民を導く朝鮮労働党の党建設の歴史をよく表現している」と話す。

　一方、２０１２年に金日成主席の生誕１００周年を迎えるにあたり、主席の革命活動を示す切手シリーズの初回分の小形シート２種、切手シート５種も発行されている。

　「民族の太陽」という表題の切手には、「偉大な領袖金日成同志誕生１００周年」「チュチェ１（１９１２）−チュチェ１０１（２０１２）」の文字が記されている。

　小形シートは、主席が抗日武装闘争の時期、苦難の行軍を勝利へと組織、指揮し、解放後、祖国に凱旋して初の演説を行う姿を描いた絵の絵柄になっている。

６種の切手からなるシート

　切手シートは、主席が両親から愛国主義教育を受ける姿と１４歳（数え年）の若さで国を取り戻す大志を抱いて鴨緑江を渡る姿、初期革命活動の時期、吉会線鉄道敷設反対闘争の先頭に立って青年学生を導く姿と倫で開かれた朝鮮共産主義青年同盟および反帝青年同盟の幹部会議で「朝鮮革命の進路」という歴史的な演説を行う姿を描いた絵柄の切手がセットになっている。

　また、主席が抗日遊撃隊を創建して日本帝国主義と戦っていた日々に、広範な愛国人士をしっかり団結させるための祖国光復会の創立を全世界に宣布し、普天堡戦闘を勝利のうちに行ったことなど、主席が積み上げた革命業績を反映した切手がある。

　そして、金日成主席を命を賭して擁護、防衛する抗日の女性英雄金正淑女史の姿を描いた絵を中心に、金正日総書記を生み育ててチュチェ革命偉業の代をしっかりとつないだ女史の不滅の業績をテーマにした絵柄の切手シートもある。

　主席の革命活動史を集大成したシリーズ形式の切手は、２０１２年４月まで発行される。【平壌支局】

［朝鮮新報 2010.10.1］