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最終報告書 「関係改善の世論を阻むための謀略」 祖平統が主張

 祖国平和統一委員会(祖平統)は15日、書記局報道を発表し、南朝鮮国防部の「天安」号沈没事件最終報告書発刊を「われわれに対する許し難い挑発、北南関係改善の世論に水を差す不純な謀略茶番」だと糾弾した。

 報道は、南軍部が最終報告書を発刊したことについて、「天安」外交の惨敗を挽回して北南関係改善の世論が急激に高まるのを阻み、対内外政策の破たんによる深刻な政治的危機を免れようとする断末魔のあがきだと指摘した。

 報道は、疑惑だらけの調査結果について言及しながら、「南当局が真実ではない謀略を『真実』に仕立てようと100回組み立てをしても、得られるものはさらなる恥だけである。不名誉をさらす前に、つまらない謀略騒動をやめなければならない」と指摘した。

[朝鮮新報 2010.9.24]