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17日 開城で赤十字実務接触 北が提案、離散家族対面へ

 朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国赤十字会の張在彦委員長は10日、大韓赤十字社の柳宗夏総裁に通知文を送り、秋夕(中秋節、今年は9月22日)に際して金剛山で離散家族・親せきの対面を行うための北南赤十字関係者の実務接触を行うことを提案した。

 張在彦委員長は通知文で、これまで双方はわが民族の伝統的な民俗祝日である秋夕を契機に北と南の離散家族・親せきの対面を行って離散家族の苦痛を和らげ肉親の情を厚くした良い前例があるとし、今年もこの日に際して離散家族・親せきの対面を金剛山で行おうと提案した。

 また、今回の対面を契機に北南間の人道協力事業が活性化することを願うとし、以上の問題を協議するため可能な限り早期に北南赤十字関係者の実務接触を行うことを提案すると指摘した。

 これに対して南の赤十字社は、17日開城での接触を逆提案。これを北が受け入れる意思を表明した。

[朝鮮新報 2010.9.15]