朝鮮人民軍前線西部地区司令部が通告 「海上射撃騒動に物理的対応」 |
朝鮮人民軍前線西部地区司令部は3日、「天安」号事件をねつ造し、朝鮮東・西海でそれを口実に大々的な海上訓練を行っている南朝鮮軍部が、朝鮮西海の5島付近の水域で朝鮮に反対する直接的な軍事挑発を行う道に入ったことに関連して次のように通告した。 8月に入ってから白翎島、大青島、延坪島付近の水域で地上・海上・水中攻撃手段を動員して行おうとしている南朝鮮軍部の海上射撃騒動は、単なる訓練ではなく、朝鮮の領海に対する露骨な軍事侵攻行為であり、不法な「北方限界線」(NLL)をあくまでも守り抜こうとする無謀な政治的挑発である。 「天安」号事件を機に始まった反朝鮮ねつ造謀略騒動が近年、李明博政権が展開している許しがたい最も重大な挑発行為であるとすれば、今回の海上射撃騒動はわれわれの自衛権を標的にした直接的な軍事侵攻行為である。 当司令部は、生じた情勢に対処して無謀な海上射撃騒動を強力な物理的対応攻撃で鎮圧するという断固たる決心を採択した。 すでに、内外に厳かに宣布したように、朝鮮西海にはもっぱらわれわれが設定した海上境界線があるだけである。 われわれの自衛的な対応攻撃が予見されることから、朝鮮西海の5島付近の水域で漁船を含むすべての民間船舶が南朝鮮軍部の設定した海上射撃区域に入ってはならないことを事前に知らせる。 火に火をもって制するのは、わが軍隊と人民が選択した不変の意志であり、確固たる決心である。 [朝鮮新報 2010.8.6] |