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祖平統 「天安」号事件の国会決議案を非難

「保守勢力の断末魔的あがき」

 祖国平和統一委員会は2日、書記局報道第960号を発表した。

 書記局報道は、南朝鮮のハンナラ党が国会で「天安」号沈没事件と北側を結びつけた「対北糾弾決議案」を通過させたことを非難した。

 書記局報道はハンナラ党のこのような動きについて、「事件の真相究明を求める声が日増しに高まり、国連安全保障理事会での論議もうやむやになっている状況の中で、事件を『北のしわざ』とすることによって、南朝鮮各界と国際社会をあざむき、反北対決の雰囲気を鼓吹する目的から出発した断末魔的なあがき」だと断じた。

 書記局報道は事件に対する疑惑が南朝鮮内外で増大し、再調査すら取りざたされている現状に言及。「それにも関わらず、『神聖な民意』を代表するという国会が米国と保守勢力の謀略騒動に積極的に加担しているのは恥ずべきこと」だと非難した。

[朝鮮新報 2010.7.5]