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朝米軍部将官級会談 朝鮮側団長 米軍側に回答通知文

「北南軍事会談の実務接触に臨む」 検閲団受け入れ前提に

 朝米軍部将官級会談の朝鮮側団長は6月27日、米国がすでにこの世に存在しない「国連軍司令部」傘下の「停戦委員会」を動員して「天安」号事件の調査を行い、その結果を朝鮮側に説明するため将官級会談を行おうという提案をしたことに関して、米軍側に回答通知文を送った。

 通知文は、「軍事停戦委員会」を押し立てて調査を行ったこと自体が理にかなうものではなく、その結果を朝米将官級会談のテーブルに上げることはさらに荒唐無稽極まりない行動だと指摘した。

 一方で通知文は、「もともと朝鮮側は国防委員会検閲団を南朝鮮に派遣した後、その結果を持って北南高位級軍事会談を開く予定だった」ことを明らかにした。また、高位級軍事会談を開き、事件の真相を明らかにする立場に現在も変わりはないとし、「南朝鮮当局がこの提案に応じるなら即時、会談開催のための実務接触に臨む」との姿勢を示した。

[朝鮮新報 2010.6.30]