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各道所在地に養苗場を建設

苗木の生産を工業化

 朝鮮の各道所在地に工業化された養苗場が建設されている。養苗場には新しい苗木の生産技術が本格的に導入されている。温室での苗木生産技術、回転式噴霧装置を利用した苗木生産技術などによる苗木生産技術である。

 この事業は2009年10月、中央養苗場に対する金正日総書記の現地指導をきっかけに始まった。これまで土法で行ってきた苗木の生産を今後は工業的な方法で行うことになるとチャン・リョンチョル国土環境保護省処長(50)は話す。養苗場は年内に建設される。各道の所在地に建設される養苗場には、中央養苗場から新しい技術が提供され、それを道内の市、郡の山林経営所養苗場に一般化させることになる。

 新技術が導入されれば、過去には2〜4年間育てていた苗木を1〜2年の間で育てられ、多くの土地と種子、労力を節約できる。また苗木の根着き率を高め、樹種の良い木を積極的に研究開発することができることになる。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.6.9]