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「対国民談話は茶」 朝鮮国防委代弁人

 朝鮮国防委員会スポークスマンは、李明博大統領が5月24日、「対国民談話」を発表したことで同日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 「対国民談話」は、自らが直接乗り出してでっち上げた「ねつ造劇」「謀略劇」の正体を隠ぺいするためのもう一つの下手な茶番であり、同族圧殺に狂った者のき弁である。

 これは、歴史的な6.15共同宣言とその実践綱領である10.4宣言を全面否定し、破棄する特大型の犯罪である。

 「対国民談話」は、米国とその手先が相談してでっち上げた「ねつ造劇」「謀略劇」がばれるのを恐れて用いている権謀術数にすぎない。

 科学的で客観的な調査結果であると大きく宣伝しながらも、国防委員会の検閲団を受け入れられない理由もまさにここにあるのである。

 やましいことがないなら当然、われわれの検閲団を受け入れるべきである。

 保守執権勢力は、下手な「ねつ造劇」「謀略劇」をでっち上げた責任から絶対に逃れられないことを銘記すべきである。

[朝鮮新報 2010.5.31]