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朝鮮人民軍 前線中部地区司令官 心理戦手段を撃破射撃すると警告

南の露骨な軍事合意破棄行為

 南朝鮮の軍当局は24日、軍事境界線一帯での宣伝活動の再開を宣言。これは2004年6月に採択され6年間維持されてきた「西海偶発衝突防止と軍事境界線一帯での宣伝活動中止」に関する合意書を事実上、破棄したものだ。

 南朝鮮軍部が繰り広げようとする「対北心理戦」に対抗して朝鮮人民軍の前線中部地区司令官は同日、公開警告状を発表し、拡声器などの心理戦手段を新たに設置する場合、それを「照準撃破射撃する」と警告した。

 公開警告状は、前線中部の3歩兵師団非武装地帯330憲兵哨所に反北心理戦のスローガンが出現し、放送再開のため拡声器を新たに設置する動きを見せているとしながら、これは北南軍事合意に対する露骨な破棄行為、厳重な軍事挑発、北南関係を最悪の状態に陥れる重大事件だと非難した。

 公開警告状は、われわれの正当な対応に挑戦するなら、挑発の根源をなくすためのより強い物理的打撃がともなうだろうと強調した。

[朝鮮新報 2010.5.26]