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平壌に新口腔総合病院 一日に1千人を治療

 さる4月中旬、平壌市内の統一通りに保健省口腔総合病院が開院した。

 20余りの専門科などでつくられた病院は、150以上の最新式口腔総合治療機を設置した。また口腔材料工場を併設した。

 朝鮮の各道には口腔予防院がある。郡(区域)には該当する人民病院口腔分院があり、すべての里(洞)総合診療所にも口腔科を置いている。

 口腔総合病院では平壌市民と各道口腔予防院から送られた患者に対する治療を行う。

 病院では一日に千数百人の患者たちを治療できる。百数十人を収容できる入院施設も整えている。

 病院に併設された口腔材料工場は輸入材料に依存しない口腔治療を実現するためだという。工場では口腔治療に必要な数十種類の材料を生産する。今後2〜3年間は口腔総合病院の正常運営を保障することに注力し、その後は全国の口腔予防院で要求される材料も保障するようになるという。

 病院には外国の有名な教授、博士による講義も行える国際講義室と各種の技術講習、伝習などを行う総合講義室、実習室が作られた。

 チョン院長によると病院では若く才能ある医者たちの外国実習と外国の有名な医師の招請を計画しているという。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.5.12]