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朝鮮人民軍創建78周年 平壌で慶祝中央報告大会

領土侵犯なら「すべての手段動員」

 朝鮮人民軍創建(1932年4月25日)78周年慶祝中央報告大会が4月24日、平壌の4・25文化会館で行われた。

平壌で行われた朝鮮人民軍創建78周年慶祝中央報告大会 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 大会には、党と軍隊、国家の幹部と朝鮮人民軍将兵、科学、教育、文化・芸術、保健医療、出版報道の各部門の活動家、市内の勤労者、海外同胞などが参加し、駐朝各国外交代表と国際機関代表、武官団メンバーが招かれた。

 朝鮮人民軍総参謀長の李英鎬大将は報告で、朝鮮人民軍が歩んできたおよそ80年の長久な道のりは勝利と栄光の歴史であると述べ、この伝統は金正日総書記の指導によって輝かしく継承され発展していると強調した。

 報告者は、一心団結をいっそう強めて、今年を人民の幸福が満ちあふれる繁栄の年、大変革の年にしなければならないと呼びかけた。

 報告者は、こんにち、朝鮮半島には米軍と南朝鮮好戦勢力の無謀な戦争挑発策動によって重大な情勢が生じていると述べ、もし侵略者があえて朝鮮の神聖な空と陸、海を0・001ミリでも侵犯するなら、核抑止力を含むすべての手段を総動員して侵略の牙城を跡形もなく吹き飛ばし、祖国統一の歴史的偉業を必ず成し遂げるであろうと強調した。

 労働新聞4月25日付は、朝鮮人民軍創建78周年に際して社説を掲載し、「わが人民軍の戦略・戦術は、敵のどのような『先制攻撃』も一撃で制圧して主導権を確固と握る戦法であり、誰も想像できず、対抗できない創造的で千変万化する戦術だ」と指摘。「人民軍がいるので強盛大国建設偉業の勝利は確定的である」と強調した。

慶祝公演など記念行事

 朝鮮では朝鮮人民軍創建78周年を慶祝するさまざまな行事が催された。

 4月24日、朝鮮人民軍協奏団の公演が4・25文化会館で行われた。

 公演の舞台には、合唱「朝鮮人民軍歌」、混声合唱「反日戦歌」、男声重唱「祖国防衛の歌」、舞踊「わたしの重機」などの多彩な演目が上がった。

 出演者は、軍隊を創建して強化、発展させてきた金日成主席と金正日総書記の業績をたたえ、軍の誇らしい歴史と輝かしい伝統を表す演目も披露した。

 また、青年学生の舞踏会(写真:朝鮮中央通信=朝鮮通信)が4月25日、各地で行われた。同日、女性同盟の慶祝舞踏会が平壌の凱旋門広場で行われた。

[朝鮮新報 2010.5.6]