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平壌で盛大な太陽節行事 第2回4月の春人民芸術祭典

70余団体、3500余人が参加

 第2回4月の春人民芸術祭典(11〜16日)が平壌で行われた(写真:朝鮮中央通信=朝鮮通信)。

 金日成主席の生誕日である太陽節に際して行われる4月の春人民芸術祭典は2008年から始まった。祭典は2年に一度行われる。

 今年は専門芸術団体と各道の芸術宣伝隊、機動芸術扇動隊、そして工場と企業所、協同農場の芸術サークルなど70余団体、3500余人の芸術家らが参加。これには金剛山歌劇団の李龍秀団長を団長とする在日朝鮮人芸術団をはじめ海外同胞の芸術団体も含まれている。

 第1回の祭典に比べ、ほぼ2倍の団体が参加し、參加人数も1千人以上増えた。

 祭典組織委員会の関係者によると、金正日総書記が第1回祭典の出品演目を見て高く評価するなど、祭典に深い関心を払っているという。

 人民文化宮殿で行われた開幕式には最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、朝鮮労働党の金仲麟、金己男書記ら、呉秀容副総理、祭典組織委員会委員長の安東春文化相、関係者、芸能人、勤労者が参加した。

 安東春委員長の開幕演説に続き、開幕公演が行われた。

 開幕公演では金正日総書記が近年各地を現地指導しながら観覧した作品が披露された。

 国立交響楽団の管弦楽「金日成主席にささげる歌」で始まった公演には、金策大興水産企業所、平壌こども食料品工場、大安重機械連合企業所、2.8ビナロン連合企業所などの芸術扇動隊や芸術サークルメンバーが出演し、歌舞、吹奏楽などを披露した。

 祭典は全国専門家芸術祭典、全国芸術宣伝隊祭典、全国機動芸術宣伝隊祭典、全国勤労者芸術祭典に分かれ、人民文化宮殿と東平壌大劇場、平壌大劇場をはじめとする市内の10数カ所の劇場で行われた。

 祭典期間、参加者らは野外でも公演を披露し、祝賀ムードに花を添えた。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.4.21]