top_rogo.gif (16396 bytes)

民和協代弁人談話 「脱北者」利用の謀略宣伝非難

 北の民族和解協議会(民和協)のスポークスマンは3月23日、談話を発表し、最近、南朝鮮の保守一味が反北対決謀略策動に越南逃走者をはじめあらゆる人間を駆り立てていると非難した。

 談話は、保守一味が越南逃走者らを「未来統一勢力」としながら糾合し、「自由北韓運動連合」「NK知識人連帯」などの反北謀略団体をつくり上げる一方、「統一人連帯」という政党結成準備委員会を設置し、「地方自治体選挙」にも担ぎ出そうとしていることに言及した。

 また、「脱北者」を押し立てて「北韓改革放送」「開かれた北韓放送」「デイリーNK」など各種の対北謀略宣伝の看板を掲げて、北の内部状況がああだこうだと騒ぎ立てていると指摘した。

 談話は、南朝鮮と米国に逃亡した裏切り者が吐く言葉は、余命をつなぐためにでっち上げたもの、根拠のまったくないねつ造された雑言にすぎないと強調。「脱北者」は、一時は無料教育、無料治療などありがたい社会主義施策が良いと万歳を叫び、生活が少し困難になると、恩を忘れて自分一人が生き長らえようと国と家族を捨てて逃げた「この世で最も汚くて憎むべきくず中のくず」だと指摘した。

 談話は、敵を助けて悪宣伝の突撃隊になった裏切り者、逃走者は今後、民族の厳しい裁きを受ける第一の処断の対象になることを委任により断固警告すると強調した。

[朝鮮新報 2010.4.7]