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朝鮮人民軍総参謀部 「急変事態」論議に警告

 朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは、最近米国と南朝鮮当局の反北体制転覆策動を明るみにする新たな資料が公開されたのと関連して25日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

 東亜日報19日付によると、4月中旬、太平洋地域の米軍司令部の主導で南朝鮮国防研究院と海洋戦略研究所、周辺国の国策研究機関の関係者が集まり北の「急変事態」の発生の可能性を診断し、それに備えるための「共助方案」などを謀議した後、6月にはソウルで、7月にはハワイで同じ会談を続けることで合意したという。

 スポークスマンは、「米国と南朝鮮の反北体制転覆計画が無謀な実践行動に広がっていることを示している」「われわれとの関係改善の意思が全くなく、ただ体制転覆をたくらみ、戦争を挑発する野望だけがあることがあらためて明白に実証された」と非難した。

 そして、わが軍隊と人民は、自衛的核抑止力をさらに強化し、すべての攻撃手段を撃動状態(引き金に指を掛けた状態)に置くことになると指摘しながら、反北体制転覆策動に引き続き執着するならわれわれの攻撃の前に安息の地を探せなくなると警告した。

[朝鮮新報 2010.3.29]