top_rogo.gif (16396 bytes)

慰安婦」・強制連行被害者問題対策委 「『友愛』なら過去の清算を」

 朝鮮日本軍「慰安婦」・強制連行被害者問題対策委員会のスポークスマンは2月28日、談話を発表し、「日本当局が唱える近隣諸国との『友愛』が本気ならば、これ以上過去に背を向けるのではなく、日帝の反人倫的な犯罪の清算に応じるべきだ」と主張した。

 談話は、1919年3月1日から全国規模で行われた平和的な独立デモの全期間、朝鮮人民10万余人が虐殺されたと非難。また、関東大震災と「間島大討伐」「浮島丸」爆沈事件など、朝鮮民族に対して日帝が働いたさまざまな集団虐殺と強制連行、強制労働、日本軍の性奴隷犯罪に対する恨みは、国が解放されてから65年が過ぎたこんにちも加害者である日本の過去清算回避策動によって、晴れるどころか、さらに深まっていると指摘した。

 そして、今年が日帝敗北65年、「韓日合併条約」ねつ造100年に当たる年だとしながら、「日本当局が、過去の清算をこれ以上先送りできない最も重要な政治的問題であると認め、その解決に一刻も早く臨むよう強く求める」と強調した。

[朝鮮新報 2010.3.5]