朝鮮人民軍総参謀部 侵略戦争演習に警告 |
「すべての攻撃・防御手段で対応」 朝鮮人民軍総参謀部スポークスマンは、米軍と南朝鮮郡が3月8〜18日まで北侵戦争演習のキー・リゾルブ、フォールイーグル合同軍事演習を展開すると公表したことと関連し、2月25日、談話を発表した。 談話は、「現在、朝鮮半島には米国と南朝鮮好戦狂の無謀な戦争策動によっていつ戦争が勃発するかわからない一触即発の危険な情勢が生じている」としながら、「われわれは、この重大な事態を決して傍観しない」と強調。「もし、われわれの再三の警告にもかかわらず、侵略的な合同軍事演習を強行するなら、われわれは強力な軍事的対応で受けて立つであろうし、必要な場合、核抑止力を含むすべての攻撃および防御手段を総動員して侵略の牙城を容赦なく打ちのめすであろう」と警告した。 今回の合同軍事演習には、南朝鮮駐屯米軍1万余人を含む1万8千余人の膨大な兵力と最新武力装備が集中的に投入され、南朝鮮の軍団級、艦隊司令部級、航空団級の各部隊と民間武力まで動員されるという。 談話は、「敵は今回の合同軍事演習について『定例訓練』『防御』と言っているが、それは徹頭徹尾、わが国を不意に先制攻撃するための先行作戦、核戦争演習だ」と指摘した。 [朝鮮新報 2010.3.1] |