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国家科学院養魚科学研究所 イユクギンブナの育種成功

 朝鮮中央通信によると、国家科学院養魚科学研究所が優良品種の「イユクギンブナ」の育種に成功した。

 自然水域の養魚で大きな実利が得られるこの魚は、一般のフナやコイ類と交雑しても退化したり、雑種化したりしない優良品種で、成長速度が極めて速い。

 また、水温、水質などへの適応力が高く生命力が強いので、淡水があるどこでも容易く飼育できる。

 繁殖が速く、次代はほぼ雌(雄は0.1〜0.2%程度)で、一般のフナに比べて大きく、味もいいという。

 特に、各種のビタミン、必須アミノ酸、不飽和脂肪酸などの栄養成分が多く含まれているので食用価値が高い。

 現在まで、同研究所では同種を大量に繁殖させて各地の養魚事業所に送り、大同江などの河川に放した。

[朝鮮新報 2010.1.15]