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「高校無償化」 「怒り超えて悲しい」 岐阜の日本市民らが声明発表

 「岐阜朝鮮初中級学校の子どもを支援するポラムの会」は、日本政府が「高校無償化」の審査手続きを停止したことについて、「怒りを超えて、悲しさを覚える」とし、8日付で声明を発表した。

 声明は「(審査停止は)外交上の問題を教育の場に持ち込み、人種、民族、国籍、信条等による差別を、学ぶ者たちに与えたのみならず、広く国際社会に日本政府の時代錯誤を示したもので、朝鮮学校および子どもたちの両親、関係者を傷つけ、日本国にとって取り返しのつかない結果を生み出している」と厳しく指摘した。

 そして、「日本国憲法、教育基本法、国際人権規約の理念に基づき、すべての者に対する平等な制度の適用を願う。これ以上、朝鮮学校生徒たちの心を傷つけることなく、今すぐ、高校無償化制度を適用することを強く要求する」とした。

[朝鮮新報 2010.12.10]