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〈私の明浩先生〉 ときに父母、兄のように

 熱血教員−。孫明浩先生にピタリと当てはまる言葉だ。教育者としての風貌があり、バイタリティーにあふれている。初の高級部担任をしているが、生徒の中に入り、昼食を教室でとり始めた頃、初めは生徒の沈黙を誘っていたが、やがてなじんでいった。生徒とのコミュニケーション能力が強味だ。生徒の前ではときに父母のように、兄のようになる。教職同の分会長としても学校に新鮮な風を吹かせている。教員生活4年目に模範教授者を受賞しただけあって、授業もうまい。若手教員の意見もしっかりと聞く。民族教育の現場で今日、他方面的な能力が必要とされるなか、孫先生は2重3重の役割をしっかりと果たしてくれている。

 プロフィール:1970年生まれ。北九州、九州の朝鮮学校を経て、朝鮮大学校教育学部師範教育学科(当時)を卒業。今年4月から高級部2年担任。中級部バスケットボール部監督。

(朴廣赫 中級部主任)

[朝鮮新報 2010.10.29]