「高校無償化」 北海道で集会 一日も早い適用求め |
「朝鮮学校の高校無償化の一日も早い正式決定を求める9.21集会」(主催=北海道朝鮮学校を支える会)が9月21日、北海道札幌市の「かでる2・7」で行なわれた。ここに、「支える会」のメンバーをはじめ、北海道朝鮮初中高級学校の高級部生徒、教職員、オモニ会役員、日本市民ら100余人が参加した。 集会では、「支える会」共同代表の古賀清敬氏があいさつをした。 また、高里奈さん(高1)、朴梨奈さん(高2)、朴優朖さん(同)、呉慶俊さん(高3)らが現在の差別的状況に対して心情を込めた発言をし、詩を詠んだ。 朴梨奈さんは、「どうして朝鮮学校だけが『無償化』の対象から除外されているのか納得できない。私は、朝鮮人として生き、朝鮮学校に通うことを誇りに思っている。1、2世が命がけで守ってきたウリハッキョを、次は私たちが守っていきたい」と語った。 集会を通じ、生徒たちは、この問題を自身の問題としてしっかりと受け止め、これからもウリハッキョを守っていくために、たたかいぬくことを決意した。 集会では、アピール文が採択された。【北海道初中高】 [朝鮮新報 2010.10.12] |