福岡初級の朴世羅さん 歌のコンクール 全国大会出場権獲得 |
全日本音楽協会が主催する「第1回全日本ピアノと歌のコンクール」の福岡地区予選を通過した、福岡朝鮮初級学校の朴世羅さん(1年・歌部門)が、18日に福岡市中央区の少年科学文化会館で行われた、西日本ブロック本選のJ1クラス(1〜3年生)で金賞を受賞し、全国大会出場の代表権を獲得した。 課題曲の「ピクニック」(伴奏=閔明淑音楽講師)を歌った朴さんについて、ある審査員は、「歌う楽しさが伝わってくる。会場内いっぱいにきれいな歌声が響き渡っていた。体全体が『楽器』になっている。将来が楽しみ」と講評。 全国大会への出場が決まった朴さんは、「とてもうれしい。もっと練習をがんばる!」と受賞の喜びを語った。 朴世羅さんは、30日に東京で開かれる全国大会に出場することになる。 また、同ブロック本選に出場した、同校の文美蘭(年中・歌部門)、金未由(5年・ピアノ部門)さんもそれぞれ優秀賞を受賞した。 今回の児童・園児たちの快挙は、10月24日の学校創立50周年記念祝典の準備を進める関係者と地域の同胞たちにとって大きな励みとなるであろう。(福岡初級) [朝鮮新報 2010.8.27] |