埼玉で「夏祭り・ちびっ子たちの楽しい夕べ」 |
親子制作、歌や踊りで大盛況
埼玉朝鮮幼稚園(埼玉県川口市)で4日、初の「夏祭り・ちびっ子たちの楽しい夕べ」が開催された。 イベントは、同幼稚園をより多くの同胞たちに知ってもらおうと、幼稚園の入園児受け入れ事業部と、5月に発足したばかりのアボジ会、オモニ会、入園前の乳幼児とその保護者たちのサークル「ピョンアリ会」「あじゃんあじゃん(ヨチヨチの意)会」が力を合わせて企画したもの。イベントには在園児童をはじめ入園前の乳幼児、保護者、関係者など約260人が参加した。 夕立ちという予想通りのアクシデントに見舞われたものの、1部ではアボジ会が企画した親子制作の飛行機づくりが実行され、飛行機を飛ばすとき子どもたちの表情はとても晴れやかだった。 2部の「夏祭り」は室内で行われた。オモニ会では、手作りのオードブルセット、主食、デザートなどを準備して、イベントに花を添えた。園児たちはかわいらしい公演を披露した。 ある参加者は「初めて参加したけど、楽しい雰囲気だった」と喜んでいた。 総連埼玉県本部下の全職員が一丸となって取り組んだイベントは、打ち上げ花火と参加者たちの歓声で幕を閉じた。 申香淑さん(園児の保護者)は、「はじめての夏祭りが大盛況に終わり本当にうれしい。天候には恵まれなかったけど、朝鮮幼稚園に初めてもしくは久しぶりに訪れたみなさんにとっては、教室に張り出された絵や写真、掲示物などを通して、園児たちの日頃の様子を見ることができてかえってよかったかもしれない。また、ホールで行われた公演に喜ぶ園児と保護者たちの姿を通して、もう一つの朝鮮幼稚園の楽しさを伝えることができたのではないか。来年もぜひ続けてほしい」と感想文を寄せた。【埼玉朝鮮幼稚園】 [朝鮮新報 2010.7.23] |