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四日市初中「笑笑劇場2010」 日本語実技、「お笑い」も

日本語実技発表の様子

「四日市お笑い王決定戦」の様子

 四日市朝鮮初中級学校の語学発表会「笑笑劇場2010」が6月26日、同校で行われた。

 語学科目の強化に努めている同校では、初、中級部が連携し、9年間を通じた言語能力育成を行っている。今年度からは、1学期に日本語、2学期に国語の発表会を行うことにした。

 生徒たちは、この日の発表に向け毎日、放課後に練習を行ってきた。

 1部の日本語実技発表会では、映画アフレコ、早口言葉、暗唱、演劇など多彩な演目が披露された。低学年の映画アフレコ「千と千尋の神隠し」、中級部1年の「早口言葉バトル」、趙暉世さん(中3)による「少年の主張『母』」は、高い評価を受けた。

 2部の「四日市お笑い王決定戦」は、「お笑い」の才能を持った生徒が多いといわれる同校の特徴を生かした斬新な企画で、「一番面白いのは誰か」が競われた。教員チームや教員と生徒の合同チームも出場し、爆笑を誘った。

 投票により、初級部6年「ウリ式 笑点」が最優秀発表賞を、初級部6年の金希珠さんが初代「四日市お笑い王」を受賞した。

 金さんは、「練習がとても楽しかった。賞をもらえてうれしい。これからも日本語をしっかり学びたい」と述べた。

 同校では、国語と日本語だけでなく英語まで扱える人材の育成を目指し、強化を進めている。【四日市初中】

[朝鮮新報 2010.7.7]