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神奈川中高生徒 おおたユニバーサル駅伝に参加

助け合い、思いやりの大切さ実感

 神奈川朝鮮中高級学校中級部3年生たちが6月6日、東京の大田スタジアムで行われた第3回おおたユニバーサル駅伝に参加した(写真)。

 同駅伝は、小学生、高齢者、車イス使用者、視覚障がい者、知的障がい者などから主催者側が1人ずつ選び、5人1組のリレーで定められた区間を走破する。それぞれ中高校生らがサポートにつく。

 この日は晴天に恵まれ、選手、関係者、ボランティアら約700人が参加。25組が出場した。

 神奈川中高の禹聖浩さんは「障がいのある人たちは力強い。私たちが力をもらった。助け合う過程で、体だけでなく心も鍛えられ、人を思いやる気持ちの大切さを学んだ」と述べた。

 金益煥さんは「みんなで力を合わせれば何でもできるということを実感した。みんなが一緒に笑い合えることが本当の幸せだ。自らすすんで人のために行動することが大切だと知った」と述べた。

 実行委員長の李節子さんは「生徒たちがよくがんばった。大会を通じて貴重な経験をした。これからもすべての人が生きやすいユニバーサル社会の実現に向け、スポーツを通じたさまざまな活動をしていきたい」と語った。【神奈川中高】

[朝鮮新報 2010.6.30]