長野初中創立40周年記念写真集 1200枚の写真でたどる歴史 |
同胞と共に歩んだ40年を一冊に
長野朝鮮初中級学校(長野県松本市)の関係者らが、創立40周年を迎えた同校の歴史を振り返る写真集「民族の魂を守り」を発行した。 在日1世らが高齢化し、先人の業績が埋もれる危機感を感じて、故朴相烈・初代教育会長の孫となる朴喜源さん(写真集編集委員会代表)、故洪由燮・2代目教育会長の長男・洪在秀さん、李源文・3代目教育会長の長男・李日東さんが、民族教育の歴史を記録し、後代に伝え続けようと企画。創立当時から現在に至る過程を1200枚の写真でたどった(写真)。 本書は、1章「1945年8月15日祖国解放後の在日同胞たちの活躍」、2章「聖・日向から始まった長野朝鮮初中級学校」、3章「一世の夢の実現 蟻ヶ崎に高くそびえた長野朝鮮初中級学校」をはじめ18の章で構成される(A4版417ページ)。写真集には、歴代の入学および卒業記念写真や卒業生たちの思い出、朝鮮学校を支える数々の運動、文化芸術公演とスポーツ大会など多岐にわたる写真が収められている。300部を制作。県内の主要な図書館に配るという。 問い合わせは長野朝鮮初中級学校へ(TEL 0263・40・7963)。 [朝鮮新報 2010.6.28] |