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長野初中で田植え 「情勢厳しいが頑張ろう」

田植えに挑戦する生徒たち

 長野朝鮮初中級学校の水田で5月12日、田植えが行われた。松本市民会議と松塩労農会議の協力のもと、全校生徒が参加した。

 日本の市民団体との田植えは、もともと朝鮮に支援米を送る目的で始められた。

 しかし、日本政府による不当な「万景峰92」号入港禁止措置により、支援米を送ることができなくなったことから、長野初中を支援する活動の一環として「学校米」を作る活動に替わった。

 「学校米」となってからは、今年で4年目になる。

 松本市民会議の杉本文男会長は、「『高校無償化』問題など厳しい情勢が続くが、みんなで力を合わせて頑張っていこう」と語った。

 秋に収穫された米は、学校の食堂で生徒たちの給食として使われる。【長野初中】

[朝鮮新報 2010.6.7]