「高校無償化」 総連大阪の活動家と同胞ら 1万1500枚のビラを配布 |
朝鮮学校を「高校無償化」の対象に含めることを求めて、総連大阪の活動家と同胞、学父母、生徒、朝鮮学校を支援する会のメンバーなど438人が8日、天王寺、布施、京橋、森之宮、上新庄(写真)、野田阪神、堺東の7つの主要駅周辺で街頭宣伝を行い、1万1500枚を超えるビラを配布した。 街頭宣伝に参加したある学父母は、「大阪朝高は各種スポーツ大会や芸術競演大会などに、日本の高等学校と同様正式に参加している。とくに大阪朝高ラグビー部は、全国選手権大会で3位、選抜大会では準優勝を果たした。政治と教育の問題は別だ」と強く訴えた。 また、朝鮮学校を支援する会の役員をしているある日本市民は、「朝鮮学校だけが『無償化』から除外されるというのはどう考えてもおかしい。日本政府は一日も早く朝鮮学校も対象に含まなければならない。さらに多くの日本人が声を高めていかなければならない」と述べた。 一方、この日の街頭宣伝には大阪朝高の生徒たち104人が授業を終えて自発的に参加した。参加者たちは、朝鮮学校が「無償化」の対象に含まれるまでたたかい続けると口をそろえた。【大阪支局】 [朝鮮新報 2010.4.12] |