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囲碁協会の姉妹団体

 在日本朝鮮人囲碁協会結成20周年を記念するパーティー、東西対抗戦、総会などのイベントが11月20日、都内のホテルで盛大に行われた。

 そのときの様子が収められた写真を見た在日本朝鮮人登山協会の担当記者の第一声は、「同じメンバーがたくさんいるね」だった。

 言われてみると、同胞登山大会に欠かさず参加する常連が多数いた。

 登山協会と囲碁協会の顔ぶれが重なるのは、単なる偶然ではないようだ。

 イベントに参加した同胞プロ棋士の金秉民七段も登山を楽しんでいるという。金さんは、「室内で囲碁ばかり打っているとどうしてもストレスがたまる。登山はそのリフレッシュとともに、弱った足腰も鍛えられる」と説明しながら、日本だけでなく南朝鮮のプロ棋士の間にも登山愛好家が少なくないと付け加えた。

 在日本朝鮮人囲碁協会は、登山協会と同様に在日本朝鮮人体育連合会の傘下にある。

 ちなみに、今回の総会で再選された囲碁協会会長は登山協会の顧問でもあり、大の登山好きだ。

 20周年記念パーティーには、「山友会」「燦山会」など同胞登山愛好家のメンバーが多数招待された。囲碁とかかわりのないメンバーもいたが、すぐに馴染み杯を交わしていた。関係者らは、両協会を「姉妹団体」と呼んでいる。

 数年前まで囲碁、登山ともに夢中で楽しんでいた筆者に、「姉妹団体」双方から声をかけてくれた。魅力いっぱいの「姉妹」にまたはまりそうだ。(姜)

[朝鮮新報 2010.11.29]