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広島「セセデフェスタ」 青年、学生らが集い運動会

地域の名誉をかけた綱引きに夢中の広島の同胞青年たち

 「セセデフェスティバル2010」が23日、広島朝鮮初中高級学校運動場で開催され、県内の同胞青年、学生ら約300人が参加した。

 第1部の大運動会では、障害物競走、チーム対抗リレー、女性たちによる棒取り合戦、綱引きなどの競技が行われた。第2部では焼肉を囲んでの食事会が開かれ、抽選会も行われた。

 今回のイベントでは朝青、青商会、留学同、そして若い世代の女性同盟員たちで実行委員会を構成、朝青の権鉉基委員長と青商会の金賢石会長が実行委員会共同委員長を務め、準備に取り掛かった。

 権委員長は、企画の中心を運動会にしたのは「青年らしく、青春の汗を流しながら楽しみたかったからだ」としながら、今回のイベント準備を通じて県内の朝青活動を活性化させようと試みたという。

 「この間、イベントの宣伝活動をするために、青年同胞宅への訪問活動に力を注いだ」と振り返りながら、「県単位で朝青と青商会などが、一緒にイベントを企画したのは今回が初めて。私たち若い世代が力を合わせれば、同胞社会をもっと豊かなものにしていけると感じた。朝青メンバーにとっても、良い経験になったはずだ」と語った。

 青商会の金会長によれば、今回のイベントは朝青の提案から始まったという。

 「朝青がやろうと覚悟を決めたから、青商会でも全面的にバックアップして、イベントを成功させようと考えた。朝青がなければ青商会の明日はないし、私たちにパワーがなければ、同胞社会の未来はないと考えている。今日、みんなの笑顔を見ながら開催して本当によかったとあらためて感じた」

 一方、山口県からも朝青員12人が参加した。朝青山口県本部の゙喜勇副委員長は、「広島で同胞イベントが行われると聞き、山口の朝青活動を盛り上げる良い契機になると思って参加した。みんなも楽しんでいて、良い刺激をもらえた」と話した。(憲)

[朝鮮新報 2010.11.26]