集いには１２７人が参加した

　NPO法人「コリアンネットあいち」の３カ所目のデイサービスセンターとなる「ゆめマダン」のオープンを記念する集いが１０月３１日に行われた。総連愛知県本部の文光喜委員長と総連東海知多支部の金尚皓委員長をはじめとする活動家と東海知多、南地域の利用予定者とその家族など１２７人が参加した。

　集いでは、文光喜委員長のあいさつに続き、「コリアンネットあいち」の申美貴理事長が報告を行った後、職員たちの紹介があった。

　続いて、祝賀宴が行われた。女性同盟東海知多支部が用意した料理がふるまわれた祝賀宴では、金尚皓委員長があいさつ。長年の念願であったデイサービスセンター開設のために協力を惜しまなかった関係者たちに心からの謝意を述べた。

名古屋初級生徒による祝賀公演

　利用者たちが心置きなく過ごせるよう、東海知多支部では洗濯機、冷蔵庫、掛け時計を、南支部ではテレビ、ビデオデッキ、医療器具一式をそれぞれ寄贈した。

　集いでは、総連東海知多支部の１世の顧問たちと女性同盟南支部の役員たち、「コリアンネットあいち」の職員たち、名古屋朝鮮初級学校の生徒たちによる祝賀公演も披露された。

　デイサービスセンター「ゆめマダン」は、１１月１２日から毎週金曜日にお試しデイサービスを実施。１２月に愛知県に認可申請し、来年２月１日から指定介護事業所として週に４回のサービス提供を行う。

　「コリアンネットあいち」では、デイサービスセンター「ゆめマダン」の事業を同胞が点在する地域の生活支援拠点の見本として、同胞社会、地域社会の大切な財産として、成長させることを目標としている。【NPO法人コリアンネットあいち】

［朝鮮新報 2010.11.22］