「ウリミレEXPO」実行委スタッフに聞く 同胞社会を担う 若い世代が主催する祭典 |
来る11月7日、東京朝鮮中高級学校で催される同胞青年祝典「ウリミレEXPO」−。当日は、首都圏近郊1万余人の参加が見込まれる。どんな催しが行われるのかを実行委のスタッフに聞いた。 ▼「ウリミレEXPO」とは。 朝青、女性同盟、青商会、留学同の4団体が主催する新感覚の祭典です。 若い世代が、無限の可能性と潜在力を共有し、心を一つに同胞社会の「明るい(被馬澗)未来」を創っていくきっかけとなるイベントにしたいと思っています。 いわば、若い世代のチャレンジの場とも言えます。 ▼参加対象は、若者だけなのか。 老若男女を問わず、すべての同胞が対象です。 誰でも気軽に参加して、食べて、遊んで、体感して…一日中、若者たちの熱気があふれる楽しい広場を提供します。 ▼同胞を対象にした今までの大型イベントとの違いは何なのか。 「ウリミレEXPO」の特徴は、若い世代が中心という点です。 イベントを企画したスタッフも、その参加者も若く、これからの同胞社会を担う世代が一堂に会します。 同じ世代が集い連帯感を深めることができるでしょう。「EXPO」の会場で同窓会を企画している人たちもいるようです。 当日、会場には若者たちの場(マダン)を盛り上げる企画が満載です。 ▼どんなマダン(場)が準備されているのか。 「明るい未来」をテーマに、「興マダン」「コッポンオリマダン」「フードマダン」と大きく3つのマダンが設けられます。 会場には、先日、世界戦で勝利を収め同胞社会を熱くさせた、WBA世界スーパー・バンタム級王者の李冽理選手が駆けつけてくれます。朝鮮学校の児童、生徒、同胞青年たちによる文化公演はもちろん、ジャグリング世界チャンピオンの金昌幸さんもパフォーマンスを披露してくれます。 また、漫才の「M−1グランプリ2009」優勝者のパンクブーブーとアントキの猪木さんらお笑い芸人たちも出演し、祝典を盛り上げてくれます。 子ども向けに、「ウリウリ! コッポンオリ!」のコンサート(アンパンマングッズをもれなくプレゼント)をはじめ、巨大遊具なども設置されます。 3歳以下の幼児と保護者が一緒に遊べるキッズエアロの体験コーナー、ビューティーセミナーも行われます。オムツ替えや授乳用のベビールームもあるので、幼い子ども連れでも安心して楽しめると思います。 お祭りといえば、出店も大きな楽しみの一つです。「モンシュシュ」(堂島ロール)をはじめ、同胞が経営する有名店など40余店が並びます。 ▼「T−1グランプリ」とは。 トンポ(同胞)bPを競います。学校対抗10人11脚(朝高生、日高生)、学校対抗ロープジャンプ(中級部生徒)、地域対抗綱引き、家族対抗歌合戦、腕相撲の5項目が行われます。参加申請は、それぞれ各地域での申し込みとなります。 歌合戦以外は、「チャレンジマダン」で予選会が開かれます。グランプリには、3万円分(学校対抗、腕相撲)と5万円分(地域・家族対抗)の商品券が贈呈されます。準優勝にも5千円分の商品券が贈られます。こぞってのご参加をお待ちしています。 ▼大抽選会も行われるようだが。 特等3Dテレビ、1等JTBの10万円分の旅行券など豪華商品が当たります。また、ダブルチャンスとして抽選券の半券で会場の3カ所に設けられるガラポンの抽選に参加できます。「ウリウリ! コッポンオリ!」スペシャルやお米券など、総数2012本の商品が当たります。 抽選券は、1枚千円です。各地域および祝典事務局で購入できます。当日券の用意もあります。商品数は2012本なので当選の確率も高いようです。抽選券を手にわくわくしながら参加してください。 ▼「ギネス」記録にチャレンジすると聞いた。どんなチャレンジなのか。 世界最多人数でつながる「統一列車」で、「ギネス」記録にチャレンジします! 「EXPO」に参加した満足感を、朝鮮民謡などの歌に合わせて踊りで表現し、「明るい未来」に向けて「統一列車」を走らせてください。 ここに参加すれば、あなたも「ギネス」に登録されるかもしれません。その決定的瞬間を一緒に体感しましょう! ▼ズバリ、目玉は。 会場内に構える「朝鮮パビリオン」と「青年パビリオン」です。 「朝鮮パビリオン」では、平壌市内の風景、人物写真をはじめ、朝鮮産のお菓子、飲料水、人気の高い人参化粧品、千里馬製鋼連合企業所のチュチェ鉄などの工業製品が多数展示されます。最先端情報技術の試用コーナーなどもあり、「こんにちの朝鮮」を感じられる空間となっています。 また、「青年パビリオン」では、日本と国際舞台で活躍する青年たちを写真と映像、トークショーなどで紹介します。当日の会場の様子を映し出すモザイクアートも出現します。 当日は、若者たちのパワーと活気に満ちあふれたマダンになると思います。 新感覚の「EXPO」に、ふるってご参加ください。 [朝鮮新報 2010.10.29] |