栃木で朝・日友好スポーツフェスタ |
親善交流さらに深めよう
朝鮮建国62周年記念朝・日友好スポーツフェスタが12日、栃木朝鮮初中級学校で行われ、栃木県下の活動家と同胞、日本市民たち約80人が参加した。 開会式ではまず、「日朝友好栃木県民の会」事務局長の橋本浩一「佐野日朝交流会」会長があいさつした。 佐野会長は、朝鮮建国62周年を祝い日朝の人たちが集まって交流を深めることはとても意義あることだと述べながら、「韓国併合」から100年となる今年、「高校無償化」などの在日朝鮮人の諸権利を守るためにはやるべきことが多いと指摘。 今日の集いを機に、国交正常化と朝鮮の統一へとつながる真の交流を深めていこうと力強く語った。 続いて、総連栃木県本部の崔朝雄委員長があいさつした。
崔委員長は、労働党創建65周年を機に、朝鮮はよりいっそう上昇軌道に乗るだろうと述べながら、朝鮮半島情勢が好転する兆しが見える中、校舎移転40周年を迎える栃木初中でこのような集いを開催できたことをとてもうれしく思うと強調した。
そして、在日同胞は今後も「無償化」実現をはじめとする生活権拡大のために、学校を拠点により活発な運動を展開し、朝・日親善をさらに深めていくだろうと語った。 集いでは、「佐野日朝交流会」「日朝友好国分寺の会」連合チームと総連チーム、「日朝小山市民の会」「日朝友好宇都宮市民の会」連合チームと栃木初中の生徒チームの間でソフトボールの試合が行われ、「佐野日朝交流会」「日朝友好国分寺の会」連合チームが優勝した。 競技終了後、参加者たちは焼肉を食べながら交流を深めた。 「日朝友好国分寺の会」の山中佳夫事務局長は締めのあいさつで、日朝友好をさらに深めていこうと訴え、栃木初中の李龍浩校長は、学校創立53周年と校舎移転40周年を記念する各種イベントに一人でも多くの人たちが協力、参加してくれるよう訴えた。【栃木支局】 [朝鮮新報 2010.9.28] |