今後の成果を誓う

　サッカーのFIFA（国際サッカー連盟）２０１０年W杯南アフリカ大会の対ブラジル戦で得点した朝鮮代表のチ・ユンナム選手が、在日本朝鮮青年商工会（青商会）結成１５周年記念式典（４日、札幌）あてに送った祝賀メッセージで、サッカー界で引き続き活躍していく決意を披露した（写真）。

　練習場でユニフォーム姿のまま祝賀メッセージを語ったチ選手は、「物心両面で惜しみない支持声援を送ってくれた在日同胞らの熱い愛国の心をいつも忘れていない」「われわれは練習でさらに多くの汗を流し、今後の国際競技で成果をおさめ在日同胞らの期待に応えたい」と述べた。

　そして、青商会が今後も祖国統一と強盛大国建設に特色ある寄与をする朝鮮の海外同胞団体としてさらに活躍することを願うと、声援を送った。

　W杯に出場した朝鮮代表選手らの帰国後の「処遇」と関連し、外国のメディアは悪意に満ちたわい曲報道を繰り返したが、選手らには帰国後、地方の名勝地にある休養施設で十分な休みをとりながら、英気を養う特恵が与えられた。

　人民らは、予選を勝ち抜いた強豪チームだけが出場できる国際舞台で一生懸命たたかった選手らに温かい声援を送り、２０１４年ブラジル大会への期待感がふくらんでいる。

　チ選手が祝賀メッセージで言及したように、現在選手らは、今後の国際競技に備えた準備をしている。

　サッカー部門の国際競技としては、来年１月カタールでアジアカップ２０１１が行われる。９月からは２０１４年W杯アジア地区３次予選が始まる。

［朝鮮新報 2010.9.15］