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丹波マンガン記念館 再建へ募金

「歴史を風化させてはならない」

坑内を見学する参加者たち

 日本の植民地支配時代に朝鮮半島から強制連行され過酷な鉱山労働と苦しい生活を強いられた朝鮮人労働者の歴史を伝えながら、財政難のため昨年5月に閉館した「丹波マンガン記念館」(京都市右京区)を再建させようという動きが活発化している。

 同館は、16歳から鉱山で働いた在日朝鮮人1世の故李貞鎬さん(初代館長)と息子で元館長の李龍植さん(50)ら家族が、強制連行の歴史を伝えるために3年がかりで私費を投じ、1989年に開館した。

 坑道内外には人形や実際に使用された工具が設置され、当時の過酷な労働と生活の実態を生々しく再現していた。資料館には採掘された鉱物や当時の写真、報道資料なども展示されていた。

 同館には20年間で延べ20万人が訪れた。だが行政の協力を得られず、資金難により閉館を余儀なくされた。

 李元館長のもとには閉館を惜しむ声や存続を願う声が内外から多数寄せられたという。6月27日、李元館長ら有志による「丹波マンガン記念館再建委員会(以下再建委員会)を発足させ、カンパを募りながら、来年3月の再開を目指すという。李元館長は「強制連行の歴史を一般の人に知ってもらいたい。それがこの記念館の意義だった。日本の植民地支配による加害の歴史を伝え、在日朝鮮人と日本人が互いを知ることが和解の道だ」と訴えている。

「再建委員会」への賛同人募集(個人・団体もしくは両方でも可)

 名前(正式名称)、住所、連絡先などを下記のメールあて、もしくはファクスにてご連絡ください。賛同人名簿は再建委員会の正式広報物に記載させていただきます。

■「支援カンパ」への協力■

 現在、資金はほとんどなくゼロからのスタートとなります。今後、再建プランを作成する過程では「自立運営」していくための運営計画を模索していきますが、現時点においての緊急の財政課題としては、坑道の落盤を防ぐための工事費用、老朽化している記念館建物の最低限の補修工事費用などが必要です。ご協力よろしくお願いいたします。

【振込先】

京都銀行 北桑(ホクソウ)支店
口座番号(普通)3422740
口座名義 李龍植(リ リュウショク)

 問い合わせ=TEL 0771・54・0307、FAX0771・54・0140(Eメール=tanbamangan@watch.ocn.ne.jp)。

※再建委員会発起人は次のとおり(敬称略50音順 順不同)。

 李龍植(丹波マンガン記念館館長)、 石浦秋代三、姜徳相(在日韓人歴史資料館館長)、金英哲(在日コリア協議会副会長)、竹村道雄(京都市立双ケ丘中学校教諭)、田中宏(一橋大学名誉教授)、 崔忠植(牧師)、 趙顕章(海外同胞民族文化・教育ネットワーク前代表)、 鄭禧淳(NPO法人京都コリアン生活センター・エルファ理事長)、都相太(NPO法人三千里鐵道理事長)、 仲尾宏(京都造形芸術大学教授)、 中村尚司(龍谷大学研究フェロー)、 河東吉(京都国際中学高等学校校長)、朴実(京都・東九条CANフォーラム代表)、 ペ・ドッコ(地球村同胞連帯KIN代表)、洪祥進(朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側中央事務局長)、 水野直樹(京都大学教授)、李洙任(龍谷大学教授)、 李東一(在日本朝鮮人総聯合会京都府本部国際統一部長)

[朝鮮新報 2010.6.28]