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「北河内・城北日朝友好市民の会」結成10周年で集い

地域での交流さらに進めよう

歌舞団の民謡に合わせて踊る参加者ら

 「北河内・城北日朝友好市民の会」結成10周年を記念する日朝友好親善春の集いが4月25日、城北朝鮮初級学校で行われた。

 村上史好衆議院議員、大阪市議会の沓澤和夫議員、前大阪市議会議員の和田充弘氏、「市民の会」事務局の石坪登氏、「城北ハッキョを支える会」の大村淳代表をはじめとする日本人士と河北、城東、旭都地域の同胞ら170余人が参加した。

 集いでは、主催者を代表して石坪登氏があいさつ。地域レベルでの日朝交流と民族教育の発展などを目標に発足した「市民の会」が結成10周年を迎えたと述べながら、これからも「市民の会」をさらに発展させ、朝鮮学校の支援活動や日朝文化交流などを行っていこうと訴えた。

 続いて、新たに「市民の会」会長に選ばれた和田充弘氏があいさつした。

 和田新会長は、06年に初めて朝鮮を訪問した時に国交正常化を一日も早く実現させなければならないと強く思ったと振り返りながら、「高校無償化」制度から朝鮮学校を除外する不当な措置に反対する運動など、市民レベルでの日朝交流と民族教育発展のために尽力していきたいと抱負を語った。

 集いでは、村上衆議院議員と総連大阪旭都支部の康昌明委員長が祝辞を述べたのに続き、沓澤和夫議員が乾杯のあいさつを行った。

 5月にスイス・ジュネーブで行われる国連子どもの権利条約委員会に、女性同盟のオモニ代表の一人として参加する女性同盟旭都支部の玄聖姫教育部長(非専従)は、「ここに集まった朝・日のすべての人たちが力を合わせ、朝鮮学校を『無償化』の対象に含めることを求める運動をさらに力強く推し進めていきたい」と語った。【旭都分局】

[朝鮮新報 2010.5.10]