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関東地方囲碁協会団体戦 留学同OBチームが優勝

 09年度の在日本朝鮮人関東地方囲碁協会団体戦(主催=在日本朝鮮人囲碁協会)が11月21日、東京・上野の金剛会館で行われた(写真)。

 大会には東京・大田、西東京、神奈川、千葉、埼玉の各地方囲碁協会と在日本朝鮮人教職員同盟、在日本朝鮮留学生同盟OB、囲碁協会中央役員の計8チームが参加。それぞれ3人でひとチームを構成し、各チームが3回ずつ対戦した。

 優勝決定戦では、2勝同士の留学同OBチームと囲碁協会中央役員チームが対戦、結果、留学同OBチームが3戦全勝で優勝した。千葉チームが2位、囲碁協会中央役員チームが3位だった。

 優勝した留学同OBチームのメンバーは、学生時代を京都の各大学で過ごした留学同京都のOBたちで、十数年の間、月に1回の定例対局を続けるなど地道に活動してきた。

 競技後、表彰式と小宴が催され、親ぼくを深めた。優勝した留学同OBチームの李一基さんは、「団体戦は個人戦とはまた違った楽しさがある。今日、優勝できたのはチームの団結力のおかげ。お互いがフォローしあって勝ち進むことができた。今後も参加したい」と述べた。

 関東地方囲碁団体戦は、昨年8年ぶりに開催され好評をはくし、2年連続の開催となった。在日本朝鮮人囲碁協会では、個人戦だけでなく団体戦を各地で開催していきたいとしている。(琴基徹記者)

[朝鮮新報 2009.12.2]