「茨城朝高サッカー部OBたちの集い」が１１月１４〜１５日、茨城朝鮮初中高級学校で行われ、００〜０８学年度のOB、当時の監督と関係者ら５２人が参加した（写真）。集いは、青春時代をサッカー部で過ごしたときを思い起こそうと２０代の卒業生が中心になって実行委員会を組み、準備した。

　初日は、体育館でのサッカー大会に続き、宴会があった。

　宴会では、「茨城朝高サッカー部の現況と今後の課題」という題名で過去１０年間の公式戦成績を分析。同部後援会が毎年８月に行っている「フィマンカップ」の成績、茨城朝高学区学校サッカー部の課題などについて解説があり、学区学校の強化のためOBが役割を果たし、今後、後援会活動を積極的に行っていこうとの提起があった。

　参加者らは、「茨城朝高の生徒数が減少するなか、朝高生たちは、われわれの時代と同じように同胞の愛を感じ部活動に一生懸命とりくんでいるということがわかった。次は、私たちが後輩のために尽力していきたい」と異口同音に述べた。

　集いでは、参加者一同から、茨城朝高サッカー部へ寄付金が贈られた。【朝青茨城】

［朝鮮新報 2009.12.2］